6.5[月]
13:45 - 14:45
ASEAN-Japan Young Business Leaders’ Summit開催に向けて
SPEAKERS
サントリーホールディングス株式会社
代表取締役社長
NIINAMI Tak
国立大学法人九州大学
比較社会文化研究院
准教授
相澤 伸広
株式会社ブイキューブ
代表取締役会長
Founder & グループ CEO
間下 直晃
Indonesian Chamber of Commerce
Vice Chair
Aldi Haryopratomo
Heritage Estates Co.,Ltd.
Managing Director
Gavin Vongkusolkit
National Bank of Cambodia
Deputy Governor
Serey CHEA
ラクスル株式会社
代表取締役社長CEO
松本 恭攝
株式会社シナモン
代表取締役Co-CEO
平野 未来
SUMMARY
本セッションでは、西村経済産業大臣の発表を受けて、日本とASEANの若手ビジネスリーダーの登壇者が今年12月に開催される日ASEANヤングビジネスリーダーズサミットへの期待を共有した。冒頭のサントリーホールディングス株式会社 新浪代表取締役社長の基調講演では、これまで築かれてきた信頼に基づくパートナーシップの強化や、イノベーションを通じた社会課題の解決(気候変動、高齢化、サーキュラーエコノミー、ダイバーシティ&インクルージョン)に注目し、各国が直面する課題に対する具体的なアクションを期待する旨の発言があった。
その後のディスカッションでは、日本とASEANの関係の急速な変化を踏まえて、社会的な課題の解決と新たなビジネス機会の創出を促進するため、次世代リーダー同士がネットワークを構築する重要性が強調された。品質の高さや、限られた時間の内でより完璧な状態を目指す考え方など日本が持つ強みと、技術知識に精通した若年層や多様性といったASEANの強み、そして日ASEAN双方に共通する「量より質を重んじる職人気質的な文化」(Indonesian Chamber of Commerce, Aldiからの発言)を活かし、より一層の協力が期待された。このセッションを通じて、日ASEAN Young Business Leaders’ Summitが、双方の地域のリーダーたちが共に未来に向けて前進し、持続可能な変革を推進するための重要なプラットフォームとして機能することが確認した。