SUMMARY

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本セッションでは、アジア地域における脱炭素目標達成を支援するための現実的なエネルギートランジションを推進するための取組みであるAZECとネットゼロハブの連携に焦点を当てた講演が行われた。経済産業省資源エネルギー庁首席国際カーボンニュートラル政策統括調整官の南氏は、AZECが各国の状況を考慮した実現可能なエネルギートランジションを促進するために設計されており、この取組みが政策連携を重視しながら、技術、ファイナンス、人的資本の側面から支援することでアジア地域全体での脱炭素を確実に推進することを目指している、と述べた。Muhammad氏（Chairman of KADIN Net Zero Hub）は、ネットゼロハブについてネットゼロ目標の達成に向けた政府と産業界の協力を強調し、温室効果ガスプロトコル（Greenhouse Gas Protocol）、科学的根拠に基づいた目標設定（Science Based Targets（SBT））、気候変動関連財務情報開示タスクフォース（Task Force on Climate-related Financial Disclosures（TCFD））の3つの枠組みを活用してネットゼロの実現に向けた協力関係を構築していると述べた。